【獣医師監修】愛犬とのスキンシップは最優先事項 – 五感を使って健康チェック

ペットケア, ペットスキンシップ

突然ですが、今日愛犬とスキンシップしましたか?

  • 「スキンシップ~?」

とびっくりされるかもしれませんが、わんちゃんと過ごす時間はありましたか?ということです。
「お散歩行きました!」「ごはんあげました!」でもその時ちゃんとわんちゃんのことみていましたか?

慌ただしくリードをつけてお仕事のことを考えながらのお散歩、スマホやテレビを見ながらペットフードを目分量であげているごはん、それで終わっていませんか。

獣医師からみるとそれだけで終わるのは、とてももったいない!のです。
なぜなら、愛犬にしっかり向き合いスキンシップをとること = 健康チェック、でありたくさんのメリットがあるのです。
さっそくご紹介しますので、あなたの朝を思い出しながら読んでみてください。

  1. 愛犬とのスキンシップ – 視る
  2. 愛犬とのスキンシップ – 聴く
  3. 愛犬とのスキンシップ – 嗅ぐ
  4. 愛犬とのスキンシップ – 触る
  5. 獣医師から最後に

愛犬とのスキンシップ – 視る

愛犬とのスキンシップ-視る
まずは愛犬の姿を気をつけてみてみましょう。

①全体の動き

歩き方、しっぽの動き、元気さになんだか勢いがなかったり、だらんとしていたら、痛みやだるさがあるのかもしれません。 

②毛や皮膚の状態

毛のツヤ、フケ、皮膚の赤みがパッと見て、目立つ場所はかゆみや痛みがあるかもしれません。

③顔

天然孔と言われる眼、鼻、口、耳の大きさは左右対称か、いつもより汚れていないか確認しましょう。

④お尻

肛門周り、男の子女の子それぞれの大事なところを尾を優しく持って確認します。

愛犬とのスキンシップ – 聴く

愛犬とのスキンシップ-聴く
元気にわんわん吠えてくれるならまず問題ありません。
しかし次のような音は要注意です。

  1. 吠えようとしてケホッと咳をする
  2. 何も食べていないのにオエッと吐きかける
  3. 暑くもないのにゼイゼイ息が荒い
  4. お腹がゴロゴロキュルキュル鳴っているのが離れていてもきこえる

咳、と一言で言ってもなかなかわかりづらいものです。
不安な時は、スマホで咳をしている様子を撮って獣医師にみせることがおすすめです。

愛犬とのスキンシップ – 嗅ぐ

愛犬とのスキンシップ-嗅ぐ
わんちゃんのニオイは主に口から、おしりから、そして体全体から発生します。

  • 口:汚れだけでなくいわゆる歯周病があると生ゴミのようないや〜なニオイが呼吸と一緒に漂います。
  • お尻:肛門の両脇にある分泌腺から獣臭いなんとも言えないニオイがします、炎症を起こしているとさらにきつくなります。
  • 体全体:健康な犬の皮膚はバリア機能があるため、寒さ暑さや乾燥、病原体にある程度の抵抗力があります。
    そのため、体臭はあっても決してイヤなニオイではありません。
    しかし、何かの理由でバリア機能が失われ皮膚の異常が起こると、フケやベタつき、痒みと一緒に脂っぽいニオイが発生します。

愛犬とのスキンシップ – 触る

愛犬とのスキンシップ-触る
飼い主であるあなたに会えて喜びいっぱいのわんちゃん、しっかり体を触って
「君が大好き!」
と愛情を示しましょう。
どんな賢いわんちゃんでも、言葉より行動がうれしいのです。

そして同時に、体に気になるできものはないか、ベタベタやカサカサしているところはないか、痛がったり嫌がったりするところはないか、こっそり確認しましょう。

獣医師から最後に

獣医師からあなたへ、を簡単にお話しました。

そんなに難しいことではありませんよね、毎日5分!あなたの五感を総動員してわんちゃんに注目してあげてください。

実際にこれら五感を使ったチェックを動物病院でおこなうと、慣れない環境に緊張しているわんちゃんは、正直な反応をしてくれなかったり、怖がってしまったりでなかなかスムーズにいかないこともあるのです。

飼い主であるあなただからこそできる毎日のスキンシップ、ぜひ愛犬の健やかな毎日のため今日から始めてみてくださいね。

この記事を監修した獣医師
ローズローズアニマルクリニック院長
藤井ちひろ

獣医師/ペット栄養管理士/ペットフード販売士/ペット食育上級指導士。帯広畜産大学卒業。「治らない病気に最期まで向き合う」「めざせ20歳!のばせ健康寿命!」の ローズローズアニマルクリニック院長。どんな状態のペットであっても飼い主さんとのスキンシップが重要であるとして、往診治療に積極的に取り組んでいます。

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